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ステンレスに彫刻出来るか! [自作C N Cマシン]


真鍮に彫刻はそこそこ出来るまでになったが、ステンレスに彫刻が苦戦中なり
少しは前進させたい念願で、1つ見つけたものを実験してみたいと準備中。



WEBサイトから拾ってきた画像で、どれほど出来るものか以前に実験していたものをUPしてみた


やはりとても硬く、自作の超硬刃先で先端が直ぐに折れてしまう難材のSUS304素材です。

仕方なく市販のR0.8のボールエンドミルで仕上げ加工までやったが、
刃先が太すぎて細部が巧くゆかない。




上が真鍮でV30°R0.3で彫刻したもの、
下がSUSで切削加工が終わったもので、細部は潰れてます。




これは、このステンレスレリーフにサンドブラスト処理してみた結果です。
これが平成25年までにやった悪戦苦闘の結果です。
これ1枚を切削するのに、10時間以上掛けて彫りました。



さてこれからが本番の部分です。








こんなのが市販されてるのを発見しました。

コーティング 彫刻ビットと言うもの見つけ早速購入してみた。
この刃先の研磨が至難の業で、顕微鏡で見ながら色々と苦労して作ってましたが、
先端が0.2mmのものが限界でそれ以下のものは作れなかった。
しかしここに0.1mmのもので更にチタンか何かでコーティングされてる優れ物が売っているのを発見!

海外(中国?)からだと思いますが先日到着しました。

早速、どんなもんか試験をしたいのですが、色々とやる事が多くて中々手付かずです。
とりあえず、概観から検証してみます。


以前に興味半分で買ってみたスコープが、断捨離中にお蔵から発見!
さっそくこれで診てやろうと準備してみました。


以前は、確か10円玉の彫刻した物を診ていた記憶が・・・・
かなりヤバイ切削で、偽造で逮捕されるからUPはしてなかったと思います。

これで買った今回の得体の知れない刃物ビットを見てみる事に。
余りにも安すぎてかなり不安ですから、切削が出来るまでは安心できませんが、準備が大変なので暫く結果はお預けです。

とりあえずは観察からです。










ここから3枚の画像は自作した超硬チップです。
素材は基板の穴あけドリルの廃棄品を大量に買って、刃先を研磨して削れるようにした刃先です。

先端の刃先付けがどうしても、R0.2まで(直径が0.4mm)しか研磨は困難でした。
今、持ってる刃先はこれが限界です。





1mmのスケールで、黒い線の太さが約0.15mmぐらいです。


さて今回のものの画像です。




目盛りは1mm単位で、黒い線が0.2mmぐらいの幅です。
その線幅より細く、確かに0.1mmぐらいの先端研磨されてます!
最先端部分はコーティングの蒸着が形成されてるようです。

刃先サイドのすくい角も綺麗に整形されて、先端逃がし角も0.1mmぐらいに整形されてます。
まだ試作に使ってませんが、まず見た目では上出来だと考えます。

旨く行けば、CNCの金属彫刻が更に進歩するに間違いないと確信しました。

つまらん刃先の動画です





アホ がカスタマーレビューに書いてます!
「リュータにつけて2分ぐらい作業したら、3mm歯が短くなってました。
軟鉄相手なのですが、そんなもんでしょうか?」

数千円で買えるルーターでこんなもん使えると思う事自体が恥さらし!
このバカに付ける薬無しです。
どれほどデリケートな刃物刃先なのか判らんのにバカタレがぁ~。
注射針で金属削って何がおもろいにゃぁ~~~!


刃物は使い様じゃ。


お終い!




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コメント 2

ジロ

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USBデジタルスコープに興味津々!
今度は超精密の世界ですか。
刃先の研磨は、機械でなさるのですか?
by ジロ (2018-10-23 21:44) 

ボロ爺

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> ジロさん
はい!顕微鏡を使って目視で機械を操って研磨します。
難し過ぎます。
by ボロ爺 (2018-10-26 08:34) 

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