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彦根城主ボロにゃん! [金属彫刻 NCアートワーク]

前回の失敗を教訓に再度修正変更して再挑戦です。
素材の厚み3mmからレプリカは止めて今度はレリーフに変更しました。
 
地紋に彦根城主の家紋、井伊氏の彦根橘(ひこねたちばな)を配してみました。
ボロにゃんも少しは威厳が出てきたと勝手に思ってます はい!



 

荒加工 完了
3φボールエンドミル 約20000rpm
加工行 約6400行
切削加工長 約8m
加工所要時間 約16分
0.6mmx4スライス
 
 
 
 

途中で真鍮の切子が鋭い針状になってそこいらに飛び散り、手に刺さったりで、インバーターの制御盤にも降り注ぎ、トラブルの要因になりそうなので、急遽後ろに移動させる工事を挟みました。
緊急停止SWがマウスの側にあって好都合。
 
 
 
 
仕上げ加工に入ります。
 

仕上げ加工
V30仕上げカッター
加工行 78025行
切削加工長 83687mm=約83m
加工所要時間
F1000で切削予定で2時間19分の予定でしたが振動が激しいので速度はF500ぐらいまでに減速して、3時間27分掛かりました。

途中経過です
 
 

漸く終わりが見えてきました。
トラブルなしの切削で快調です!!

 

 
 

 
漸く終了です。3時間半は疲れますね・・・・・・

 
 
 
 
 
 
 
 

やっと切削がおわりました。!!!
 
 

お解かりでしょうか?
地紋に家紋を入れてみたらとても豪華になり満足です!!
ボロにゃんと酒は凸文字であしらってみました。
お味はいかが??




 
 
 
 
 
 
しかし・・・・問題が・・・・・

裏側です。
残す地面が0.4mmに設定しましたが、まだ押されて下にはみ出しています。
額縁の側面は鏡面のように切削されてるけれど、残念です。
 
全体を支えるだけの厚みが不足しているようで、安定させるには1mmほどの残は要るのかもしれないです。
下面に鋼材を入れて下がりを抑えたとしても、0.4mmの残し面では切削強度は不足してます。
 
また勉強しました。
 
少しずつ賢くなってその内、納得な作品が出来ると信じてます。
 
 
取り合えずはブラスト加工と落款の試験も残ってるので更に進めてみます。
 
 
 

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